「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒。
美容にも健康にもよい発酵ドリンクとして注目されています。
実は、米麹とお湯だけで簡単に作れるんです。
この記事では、発酵初心者の方でも失敗しない甘酒の基本レシピから、
発酵メーカー・炊飯器を使った時短の作り方、保存方法まで詳しくご紹介します。
🍚 甘酒とは?栄養たっぷり「飲む点滴」と呼ばれる理由
甘酒には大きく分けて「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類があります。
この記事で紹介するのは アルコール0%の米麹甘酒。
米麹に含まれる酵素の働きでデンプンがブドウ糖に分解され、自然な甘みが生まれます。
その栄養価はとても高く、ブドウ糖・アミノ酸・ビタミンB群・オリゴ糖など、
体にうれしい成分がバランスよく含まれています。
特にブドウ糖は体に吸収されやすいエネルギー源。
「食欲がない朝」「疲れやすい日」にぴったりの発酵ドリンクです。
🍶 甘酒の種類|米麹甘酒と酒粕甘酒の違い
| 種類 | 原料 | アルコール | 甘みの特徴 |
|---|---|---|---|
| 米麹甘酒 | 米麹+お湯 | なし | 自然でやさしい甘み |
| 酒粕甘酒 | 酒粕+砂糖+水 | あり | 甘み強め・コク深い |
米麹甘酒はノンアルコールなのでお子さんや妊婦さんにも安心。
一方、酒粕甘酒はアルコールが残るため、大人向けです。
🍯 【基本レシピ】米麹甘酒の作り方(黄金比)
材料(作りやすい量)
- 米麹(乾燥)…200g
- 水 … 400ml
- 保温容器(発酵メーカー or 炊飯器)
作り方の黄金比
「米麹:水=1:2」
この比率で作ると、ほどよいとろみとやさしい甘さに仕上がります。
🔆 発酵メーカーで作る甘酒の作り方
- 米麹を手でほぐして容器に入れる。
- 60℃前後のお湯を注ぎ、全体をよく混ぜる。
- 発酵メーカーで「60℃/8時間」に設定。
- 途中で2〜3回軽く混ぜると、発酵がムラなく進みます。
発酵後は甘い香りが立ち、粒が柔らかくなっていれば完成。
粗熱をとって冷蔵庫に入れましょう。
🍲 炊飯器で作る甘酒の作り方(発酵メーカーがない場合)
- 炊飯器に米麹とお湯を入れる。
- 炊飯器を「保温」モードに設定し、フタを少し開けたままタオルをかぶせる。
- 約8時間保温し、途中で何度か混ぜる。
温度が高すぎると麹菌が死んでしまうため、
60℃以下をキープするのがポイントです。
🌿 保存方法と日持ちの目安
- 冷蔵保存:5〜7日
- 冷凍保存:1ヶ月
冷凍する場合は、製氷皿に流して「甘酒キューブ」にすると便利!
飲むときはお湯や豆乳で割ってすぐに飲めます。
🍼 甘酒は1歳からOK!お子さんの朝の栄養補給にも
米麹甘酒はアルコールを一切含まないため、お子さんでも安心して飲めます。
1歳ごろから少量ずつ取り入れるのがおすすめです。
朝ごはんを食べてくれないお子さんでも、
この一杯でブドウ糖やアミノ酸がすぐエネルギーに変わるので、
**「飲む朝ごはん」**としても人気。
やさしい自然の甘みで、体にも心にもやさしい発酵ドリンクです。
💡 甘味がしっかりしているので、飲ませすぎには注意。
一度に50ml程度から様子を見ましょう。
💆♀️ 大人にもうれしい!甘酒の美容・健康効果
- 肌のハリ・潤いを守る「コウジ酸」
- 腸内環境を整える「オリゴ糖・食物繊維」
- 疲労回復に役立つ「アミノ酸・ビタミンB群」
特に女性に人気なのが「美肌効果」。
甘酒を毎朝飲むことで、肌のトーンが明るくなる・便通が整うなどの実感も多いです。
☕ 飲み方アレンジで飽きない!
- 豆乳割り(まろやか&たんぱく質UP)
- シナモン甘酒チャイ(冬の朝にぴったり)
- 冷凍甘酒スムージー(夏におすすめ)
日々の気分でアレンジして、発酵をもっと楽しみましょう。
🌸 家族みんなで楽しむ「発酵習慣」
甘酒は、発酵の力をそのまま取り入れられる飲みもの。
大人には美容と疲労回復を、子どもには体を作る栄養補給を。
朝の一杯で、家族みんなの1日がやさしく始まります。
「おかえり」の時間に温めた甘酒を出せば、心まであたたかくなるはずです。
🔎 まとめ:甘酒は“家族をつなぐ発酵ドリンク”
- アルコール0%でお子さんも安心
- 1歳からOK!朝の栄養補給にもぴったり
- 発酵メーカー・炊飯器どちらでも簡単に作れる
- 冷蔵5日、冷凍1ヶ月保存可能
“飲む点滴”のやさしさを、家族の暮らしに。
発酵をもっと身近に感じてみませんか?

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